健康保険証は、私たちの生活に欠かせないものであり、その色や種類は、私たちの職業や生活状況によって違っているみたいです。
それらは一体どのように関連しているのでしょうか?
今回は、健康保険証の色と種類、そしてそれが示す生活状況や職業の多様性について探って行こうと思います。
健康保険証の色と種類
種類 | 色 | 職業 | 所得推定 |
社会保険組合健保 | 緑、赤、ピンク | 従業員が一定数以上の大企業に勤める従業員と、その扶養家族 | 500万円以上 |
協会けんぽ | 青、水色、オレンジ | 民間企業に勤める職員とその扶養家族 | 300万円から600万円 |
共済組合 | 黄色、水色 | 公務員や私立学校の教職員とその扶養家族 | 400万円から700万円 |
国民健康保険 | 赤、ピンク、紫 | 社会保険に加入していない人や生活保護を受けている人、後期高齢者医療制度の対象となる人など | 200万円以下から300万円 |
国保組合 | 黄緑 | 特定の職種について、同種の事業又は業務従事者と、その同一世帯の家族 | 300万円から500万円 |
後期高齢者医療制度 | 緑、紫、オレンジ | 75歳以上の人もしくは、65歳~75歳未満で一定の障害などを持つ人 | 年金や貯蓄に依存 |
社会保険組合健保(緑、赤、ピンクなど)
これは、従業員が一定数以上の大企業に勤める従業員と、その扶養家族が加入する保険です。
色は緑、赤、ピンクなどです。
大企業に勤める人たちは、安定した高収入であることが多いと考えられます。
なので年収は500万円以上となることが多いといわれています。
協会けんぽ(青、水色、オレンジなど)
主に民間企業に勤める職員とその扶養家族が加入します。
色は青、水色、オレンジなどです。
民間企業に勤める人々の所得は、企業の規模や業績によりますが、年収は300万円から600万円程度となることが多いと言われています。
共済組合(黄色、水色など)
公務員や私立学校の教職員とその扶養家族が加入します。
色は黄色や水色などです。
公務員や教職員は、一般的に安定した職業と見なされます。
推測年収は400万円から700万円程度となることが多いです。
国民健康保険(赤、ピンク、紫など)
社会保険に加入していない人や生活保護を受けている人、後期高齢者医療制度の対象となる人などを除くすべての人が加入します。
色は赤、ピンク、紫などです。
自営業者やパートタイム労働者、無職の人などが加入することが多いです。
これらの人々の所得は不安定であることが多く、推測年収は200万円以下から300万円程度となることが多いと思われます。
国保組合(黄緑など)
特定の職種について、同種の事業又は業務従事者と、その同一世帯の家族が加入します。
色は黄緑などです。
特定の職種についている人々の所得は、その業種によりますが、推測年収は300万円から500万円程度となることが多いです。
後期高齢者医療制度(緑、紫、オレンジなど)
75歳以上の人もしくは、65歳~75歳未満で一定の障害などを持つ人が加入します。
色は緑、紫、オレンジなどです。
これらの人々の所得は、年金や貯蓄に依存することが多くなります。
最もランクが高いと推測される色
色々お話ししましたが、健康保険証の色が示すランクについては、直接的な関連性はありませんでした。
けれど、保険証の種類は加入者の職業や所得レベルを少なからず反映しています。
例えば、共済組合に加入している人は公務員や私立学校の教職員である可能性が高く、これらの職業は一般的に安定した職業と見なされます。
よって、私調べでは黄色や水色の保険証を持つ人々は、一般的には高いランクと見なされることが多いと考えます。
生活状況と職業の多様性
健康保険証の色や種類は、一見すると単なる識別のためのものに見えますが、実はそれぞれが示す生活状況や職業の多様性について推測することができます。
例えば、大企業に勤める人々が加入する「組合健保」は、その企業の規模や安定性を示す一方で、その従業員の所得水準も示しています。
一方、自営業者や無職者などが加入する「市町村国保」は、社会保険に加入していない人々、つまり一定の所得がないか、あるいは不安定な所得を得ている人々が加入します。
また、保険証の色や種類によって、医療機関での待ち時間や診療の順番に差が出ることもあります。
まとめ
健康保険証の色や種類は、私たちの生活や職業の多様性を教えてくれます。
それは、私たちがどのような職業についているか、どのような生活状況にあるかをなんとなく教えてくれるんです。
けれど、あくまで健康保険証の色による区別は目安であり、参考程度に考えておいてください。
それでは、今回はこれで終わります。
次回もお楽しみに!!
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