今回は前回から引き続き書籍「お金の大学」から身につけるべき5つの力のうち貯める力について少し詳しく紹介していきます。
5つの力については前回の投稿を見ていただくか、この書籍の作者の両学長さんはYouTubeもされてるのでそちらを見てください。
貯める力とは?
前回も説明したので簡単に
貯める力とは
「生活の満足度を下げずに支出を減らす力」
のことです。
支出を減らすと言っても毎日スーパーを回って数十円安い商品を買うなどけちけちした生活はしたくないですよね。
なので毎月かかる固定費や金額の大きな支出を見直しましょう。
具体的にどんな支出を減らすの?
毎月かかる固定費や金額って具体的に何を減らせばいいの?となりますよね。
それは大まかに6つです。
- 通信費
- 光熱費
- 保険
- 家
- 車
- 税金
通信費
格安SIMを使うべき?
結論から言います。
格安SIMを使いましょう。
皆さんはどのキャリアを使われてますか?
有名どころはau、docomo、Softbankの大手キャリアですね。
大手キャリアも最近は格安プランを出したりしていますが、やはり格安SIMには及びません。
格安SIMの安さは大きなメリットですね。
格安SIMのデメリット
では、格安SIMのデメリットはなんでしょう?
それは
- キャリアメールが使えない
- LINEのID検索ができない
- すごく混み合ってる時間帯は電波が少し弱くなったり遅くなったりする
です。
思ったよりデメリットは少ないとは思いませんか?
最近はgmailやYahooメールがあるのでキャリアメールは使えなくても困ることはないですよね。
LINEのID検索しますか?
僕はしたことありません。
大体QRコード使って交換しますし、問題ありません。
たまに電波が悪くなるとしても最近は何時間も長電話する人はほとんどいませんよね。
大体の人がSNSを使っているでしょうし、影響は特にはありません。
生配信する時に困るって人も大手に負けないくらいの電波通信を兼ね備えた格安SIMもあるのでそれはそれで調整するのが良いです。
いくらくらい得するの?
シュミレーションしてみましょう。
月20GB以上使うよって人の場合、
大手キャリアだと月平均7200円かかるところ、格安SIMだと月平均4400円ですませることができます。
大体直接月2800円減らすことができます。
年間で33600円ですね。
一度格安SIMに変えてしまえば何もしなくてもでもここまで抑えられるのは楽ですよね。
是非実践してみてください。
光熱費
大手から乗り換えるべき?
次は光熱費ですね。
こちらも通信費と同じです。
大手から乗り換えましょう。
2016年から電力会社は選択の自由化が進んでいます。
安い電力会社に乗り換えて月1000円でも安くなれば積もり積もって大きな支出カットにつながります。
具体的なやり方は?
やり方は簡単です。
具体的には
- 毎月の電気使用量と料金を確認する。
- Google検索などで各電力会社の電気料金をシュミレーションする。
- 新しい電力会社に申し込みをする。
この3ステップでできます。
基本的に契約中の電力会社に解約届を出す必要はありません。
乗り換え先の会社にネットで申し込むだけです。
そうすれば大体3週間後には乗り換え終わっています。
通信費と同じで一度変えてしまえば後は何もしなくても支出カットができます。
是非実践してみてください。
保険
民間保険はほぼ不要?
次は保険です。
これが大きな支出カットにつながります。
結論から言います。
皆さんの入っている多くの民間保険はほぼ不要です。
日常を生活をしていて事故、病気、怪我など不安に思ってたくさん保険に入っている人いるんじゃないでしょうか。
日本は国民皆保険です。
すでに社会保険や医療保険が手厚くなっています。
さらに民間の保険に入らなくても十分間に合っているんです。
それなのに皆さんが保険にたくさん加入してしまっているのは保険会社も商売だからです。
皆さんの不安を煽ってたくさん加入してもらい大儲けって感じですね。
保険が必要になる場面とは?
そもそも保険とは悪いことが起きる確率が低くても高くても、損害が少ないものに対しては貯金で対応するというのが普通です。
保険が必要になってくるのは悪いことが起きることが低く、損害が大きいものになります。
しかし、そういった保険が必要な場合でも、社会保険や医療保険が大部分をカバーしてくれています。
日本の医療保険は毎月の支払い上限が決まっていたり、基本的に3割負担になっていたりするのでどれだけ高額な治療を受けても手出しは少なくなるんです。
では、悪いことが起きる確率が高く、損害が大きい場合はどうでしょう。
例えば戦争している地域に観光で遊びに行くとかですね。
普通そんなこと誰もしませんよね。
その場合は、危険に近づかないという方法をとるしかありません。
悪いことが起きる確率が高く、損害が大きいことに対する保険はないんです。
保険は皆さんから集めたお金を、悪いことが起きた人に分け与える仕組みなので、確率が高く、損害が大きいことに保険が適用になると保険会社は潰れてしまいます。
必要な保険もある?
ここまでで民間の保険が必要ないというのはわかっていただけたんじゃないでしょうか。
しかし、民間の保険でも必要な保険があります。
それは
- 火災保険
- 自動車保険
- 生命保険(自分が亡くなった時、生活に困ってしまう家族がいる場合)
の3つです。
火災に関しては社会保険でカバーでき出ません。
さらに、家が燃えてしまうので損害も大きいです。
なので火災保険には入る価値があるかもしれません。
また、自動車や自転車に乗る人の場合、対人対物賠償です。
人をはねてしまったり、物を壊してしまったりした時の賠償金は数千万それ以上かもしれません。
自動車保険の中でも必要ないのが車両保険です。
車のカバーが傷ついたくらいで保険使ったって意味がないですよね。
そこまで高くないですし、そこは貯金で賄いましょう。
生命保険は自分が亡くなった時に困ってしまう家族がいる場合では良いかもしれません。
貯蓄型の保険は?
保険には貯蓄型の保険があります。
掛け捨てではなく貯蓄にもなる保険ってありますよね。
保険にも貯めれて投資にもなるっていうのが保険屋さんの謳い文句です。
そう言われると良さそうに感じますが、貯蓄型の保険もやめときましょう。
保険と貯蓄は全く別物と考えましょう。
ひとまとまりにしてはいけません。
貯蓄型保険を保険会社が進めるのは皆さんから手数料が取りたいからです。
保険会社が介入することで手数料やその他料金がかかることでどうしても割高な投資になってしまいます。
その保険を売ることで皆さんではなく保険会社が潤うんです。
貯蓄型の保険はやめときましょう。
これら保険を見直すことで、将来的に数百、数千万以上の支出カットにつながります。
是非実践してみてください。
家
新築は買ってはいけない?
賃貸か?購入か?
このテーマは長らく争われていますね。
王道は賃貸とされているみたいですね。
ですが、家の購入考えてる方もいるんじゃないでしょうか。
家の購入は人生の3大支出と言われるほど大きな支出です。
家の購入には自分で住む場合と人に貸して家賃収入を得る投資として買う場合の2パターンがあります。
そんな家の購入で絶対やってはいけないこと、それは新築を買うことです。
リセールバリューが大切
家の購入で考えるべきはリセールバリューになります。
リセールバリューとは
売る時にどれくらいの値段で売れるか
ということです。
新築マンションなどは買う時が1番高くなります。
建てるにあたって沢山の手数料コストがかかっているからですね。
リセールバリューの高い物としてはロレックスの時計とかですね。
人気もあり買った後どんどん価値が上がっていくものもあります。
逆に謎のメーカーの高い車とか個性的なカスタマイズした車は全然売れないことあります。
そういうのはリセールバリューが低いものになります。
家も同じでリセールバリューが大切です。
日本では家を買うと家は完全に消耗品扱いなので、最終的には土地の値段だけが残ります。
つまり、一等地でずっと人気の土地であればリセールバリューは高いということになります。
一等地ではない家ではどんどん価値が0に近づいていくということです。
その上で固定資産税や修繕費と費用がかかるので大変です。
家賃と同等の金額でローンを組んで払い済んだ場合、賃貸の場合何も残らないが、持ち家の場合家が残るというのが、不動産屋の謳い文句です。
しかし、それは家の価値が下がることを考慮していないんですね。
ローン支払い後残るのは価値のなくなり売ることもできない家ということになります。
ということもあり、この書籍では家の購入はお勧めしていません。
車
車は買っちゃいけない?
結論から言いますと
車は買わないでください。
車も家と同じで税金がかかりますし、駐車場代もかかります。
車そのものの価値も年々減っていきリセールバリューが低くなってしまいます。
公共交通機関を使おう!
皆さん週にどれくらい運転しますか?
都心に住んでいたらそんな乗りませんよね。
車の代わりに公共交通機関を使ってください。
タクシーでも良いです。
タクシー使うと高くつくように感じるかもしれませんが、使用頻度を考えると車買う方が圧倒的に高くつきます。
必要な場合は中古車にしよう!
都心に住んでる場合は公共交通機関がしっかりしてるので、車なくても困らないと思います。
しかし、電車が1時間に1本のような地方の人は車がないと困ってしまいますよね。
通勤、買い物で車がないと生活が成り立たないよって場合は中古車を買いましょう。
リセールバリューの低い新車を買うのが1番の損失になります。
すごく希少な人気のある2000万円の車であれば売る時に1900万円で売れることもあります。
そうすれば実質100万円で乗れるってことですね。
逆に300万円の車でもリセールバリューが低く100万円でしか売れない場合、200万で乗っていることになります。
リセールバリューを考えて買わないと損をしてしまうということです。
しかし、リセールバリューの高い車は本当に希少性の高い車です。
おのずと本体の値段も高くなります。
数千万する車を皆さん買えますか?
買えないですよね。
そうなるとほとんどの車がリセールバリューの低いものになります。
新車で買うのはやめときましょう。
税金
税金を減らすと言われてもなかなか難しいですよね。
税金に対してできることは
- 控除を活用する
- 事業所得を得て経費計上をする
です。
控除を活用しよう
節税対策に控除が上がります。
控除を行うことで所得にかかる税金を減らすことができます。
控除の種類はたくさんあります。
人によりできる控除が変わってきます。
対象者が多く、実用的な控除は
- ふるさと納税
- 医療費控除
- 扶養控除
の3つです。
控除をフル活用して節税頑張りましょう。
そして残念ながらサラリーマンができる節税は控除だけになります。
サラリーマンの節税には限界があるんですね。
経費計上を活用しよう
会社で働いているサラリーマンの納税は源泉徴収です。
源泉徴収は給与を貰う前に税金が取られていることです。
源泉徴収によって難しい税金計算を自分でしなくて良いので良いことのように感じますが、これが、サラリーマンの節税が控除のみになってしまう原因です。
サラリーマンではなく自身で事業をしている人の場合、一度全ての利益が手元に入ります。
そこから事業にかかる経費を引くことができるんですね。
利益から経費を引いた後残ったお金が課税対象です。
なので経費を調整することで税金を調整できるんです。
サラリーマンだとすでに税金が引かれてしまっているので、税引き後の金額で家賃など諸々の費用を払わなければなりません。
経費計上できるだけで大きく節税できてしまうのがわかりますね。
サラリーマンの方でも副業で事業所得を得れば経費計上を行うことが可能になります。
副業を考えてみらのも良いかもしれません。
終わりに
今回は書籍「お金の大学」から貯める力について少し詳しく紹介させてもらいました。
気になった方はこの書籍の作者である両学長さんはYouTubeもされているのでこちらからチャンネルへ飛べるようにしておきます。
ぜひ見てみてください。
貯める力について勉強したので、次回は貯める力を鍛えるため、支出カットを実践していきたいと思います。
それでは今回はここまでにします。
どうもありがとうございました!
また読みにきてください。
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