※本記事は2026年6月時点の情報に基づく一般的な解説です。自動車関連の税制は改正が続いており、内容は今後変わる場合があります。具体的な税額は記事末尾の公的機関リンク・お住まいの自治体・販売店でご確認ください。
・車を持つといくらかかる?では年間維持費や買い方を解説
・自動車保険の見直しでは保険料の下げ方を解説
・本記事は「車にかかる税金と、2026年の環境性能割廃止・エコカー減税」に特化して整理します
車にかかる税金は種類が多く、わかりにくいものです。さらに2026年度は、購入時の税金に大きな見直しがあります。この記事では、車の税金の全体像と、2026年の変更点(環境性能割の廃止・エコカー減税の延長)を整理します。
車にかかる税金は「3つの場面」で整理
| 場面 | 税金 | 内容 |
|---|---|---|
| 買うとき | 環境性能割 | 燃費性能に応じて購入時に課税(2026年度から廃止) |
| 毎年 | 自動車税(種別割) | 毎年4月1日時点の所有者に課税。排気量で変動 |
| 車検のとき | 自動車重量税 | 車の重さに応じて課税。エコカー減税の対象 |
【2026年度】環境性能割が廃止に
購入時にかかっていた「環境性能割」が2026年度から廃止されます。環境性能割は、燃費が良い車ほど税率が低く、燃費が悪い車ほど高くなる仕組みでした。これが廃止されることで、購入時の税負担は軽くなる方向です。
ただし、自動車関連の税制は全体で見直しが進んでおり、2028年度からは、排気量に応じた課税に加えて、車の重量に応じた課税も導入される方針が示されています。「購入時は軽く、保有の考え方は変わる」という流れです。
エコカー減税は2028年4月末まで延長
燃費の良い車の自動車重量税を軽減する「エコカー減税」は、期限が2028年4月末まで2年間延長されました。ただし、対象になるための燃費基準は引き上げられます。つまり「減税は続くが、対象になるハードルは上がる」ということです。
毎年かかる自動車税(種別割)は変わらず
毎年かかる自動車税(種別割)は、引き続き排気量に応じて課税されます。軽自動車は年1万円台、普通車は排気量に応じて年3~5万円程度が目安です。維持費を抑えたいなら、購入時に排気量の小さい車や軽自動車を選ぶことが、毎年の負担を下げる近道です。
結局、買うならいつ・何を選べばいい?
- 購入時の税:環境性能割の廃止で、購入時の税負担は軽くなる方向
- エコカー減税:2028年4月末まで延長。ただし基準は厳しくなるので、対象かを必ず確認
- 毎年の税:排気量の小さい車・軽自動車ほど安い
税金だけで買うタイミングを決めるより、「毎年かかる維持費を含めた総額」で考えるのがおすすめです。車にかかるお金の全体像は、関連記事の維持費ガイドでも整理しています。
よくある誤解
誤解1:環境性能割が廃止されると車の税金が全部なくなる
なくなるのは購入時の環境性能割だけです。毎年の自動車税(種別割)や、車検時の自動車重量税は引き続きかかります。
誤解2:エコカー減税はどんなエコカーでも受けられる
延長はされますが、対象になる燃費基準は引き上げられます。これまで対象だった車が外れることもあるため、購入前に必ず確認しましょう。
誤解3:税金が安くなるタイミングまで待つのが必ず得
購入時の税が軽くなっても、毎年の維持費は車種で大きく変わります。タイミングより「総額」で考えるほうが、結果的に損をしにくくなります。
誤解4:自動車税は車を使わなければかからない
自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点で車を所有している人にかかります。あまり乗らなくても、所有している限り毎年課税されます。
関連記事
よくある質問(FAQ)
Q. 環境性能割はいつ廃止されますか?
A. 購入時にかかっていた環境性能割は、2026年度から廃止されます。燃費が良い車ほど税率が低くなる仕組みでしたが、廃止により購入時の税負担は軽くなる方向です。一方、2028年度からは排気量に応じた課税に加え、車の重量に応じた課税も導入される方針が示されています。
Q. エコカー減税はどうなりますか?
A. 燃費の良い車の自動車重量税を軽減するエコカー減税は、2028年4月末まで2年間延長されました。ただし対象になるための燃費基準は引き上げられます。減税は続きますが、対象になるハードルは上がるため、購入前に検討中の車が対象かを販売店で確認することが大切です。
Q. 車にはどんな税金がかかりますか?
A. 大きく3つの場面で考えると整理できます。買うときの環境性能割(2026年度から廃止)、毎年かかる自動車税(種別割、排気量で変動)、車検のときの自動車重量税(エコカー減税の対象)です。毎年の自動車税は軽自動車で年1万円台、普通車で年3~5万円程度が目安です。
Q. 車を買うなら税金が安くなるまで待つべきですか?
A. 購入時の税が軽くなっても、毎年の維持費は車種によって大きく変わります。タイミングだけで判断するより、税金・保険・車検・燃料・駐車場を含めた総額で考えるほうが、結果的に損をしにくくなります。


