※本記事は2026年6月時点の情報をもとにした一般的な解説です。各社の料金・キャンペーンは変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。
・貯金できない理由は「固定費」にある?では家計全体の固定費の見つけ方を解説
・本記事は「通信費(スマホ代)の見直し」に特化し、格安SIMへ乗り換える判断・手順・注意点を整理します
毎月のスマホ代、なんとなく払い続けていませんか。通信費は固定費の中でも、一度見直せば効果がずっと続く項目です。この記事では、大手キャリアと格安SIMの料金差、自分に合うプランの選び方、そして乗り換えの手順と注意点を2026年版で整理します。
大手キャリアと格安SIM、ここまで違う
まずは月額のイメージをつかみましょう。同じ「スマホで電話とネットを使う」でも、契約先によって料金は大きく変わります。
| 契約先のタイプ | 月額の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大手キャリアの大容量プラン | 約7,000〜8,000円 | 店舗サポートが手厚い。データ無制限級だが割高になりやすい |
| サブブランド(UQ・ワイモバイル等) | 3GBで2,000円台 | 大手系で品質も安定。店舗もある。家族割・セット割が効く |
| オンライン専用プラン(ahamo等) | 20〜30GBで約3,000円 | 大手回線をそのまま使い、手続きはネット中心で安い |
| 格安SIM(MVNO) | 3GB以下なら1,000円前後 | 小容量が特に安い。混雑時に速度が落ちやすい場合も |
※金額はいずれも2026年6月時点の税込目安です。プランやキャンペーンにより変わります。
たとえば今が月8,000円で、見直し後に月3,000円になれば、差は月5,000円。1年で6万円の節約です。スマホの使い方を変えずに、これだけ家計が軽くなります。
まず「自分が毎月どれだけ使っているか」を知る
プラン選びの出発点は、毎月のデータ使用量(ギガ)です。これを知らずに「とりあえず大容量」を選ぶと、使わないギガにお金を払うことになります。
スマホの設定画面(iPhoneは「モバイル通信」、Androidは「データ使用量」)や、契約中キャリアのアプリで、直近数ヶ月の使用量を確認できます。目安は次のとおりです。
| 毎月の使用量 | こんな使い方 | 向いているタイプ |
|---|---|---|
| 〜3GB | 家ではWi-Fi中心。外ではLINEやメール、たまに地図 | 小容量の格安SIM・ミニプラン |
| 3〜20GB | 外でも動画やSNSをそこそこ見る | 中容量プラン(ahamo・楽天など) |
| 20GB以上・無制限 | 外で長時間の動画・テザリングを多用 | 大容量・無制限プラン(楽天など) |
主要な格安・低価格プランを比較
使用量がわかったら、次はプラン選びです。2026年6月時点で人気の低価格プランを整理しました。
| サービス | 月額の目安 | データ | 向いている人・特徴 |
|---|---|---|---|
| ahamo(ドコモ系) | 約2,970円 | 30GB | 5分以内の国内通話が無料込み。海外データにも強い |
| 楽天モバイル | 〜約3,278円 | 段階制〜無制限 | 使った分だけの料金。無制限でも3,278円。家族割あり |
| LINEMO(ソフトバンク系) | 約990円前後〜 | 3GB〜 | LINEのデータ消費がゼロ。小〜中容量向き |
| povo(au系) | 基本0円+必要分 | トッピング制 | 使う月だけデータを買い足す。サブ回線にも便利 |
| IIJmioなどのMVNO | 約850円前後〜 | 2GB〜 | 小容量がとにかく安い。家族でまとめやすい |
※金額・データ量は2026年6月時点の税込目安です。各社プラン改定やキャンペーンがあるため、申し込み前に公式サイトでご確認ください。
乗り換え前に知っておきたい注意点
1. キャリアメールは使えなくなることがある
「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは、乗り換えると基本的に使えなくなります(有料で持ち運べる仕組みもあります)。今のうちに無料のGmailなどに切り替えておくと安心です。各種サービスの登録メールも、乗り換え前に変更しておきましょう。
2. 端末はそのまま使えることが多い
今使っているスマホは、多くの場合そのまま使えます。SIMロックは原則廃止されていますが、念のため「対応バンド(電波の種類)」を乗り換え先の公式サイトで確認しておくと確実です。端末をそのまま使えば、買い替え費用もかかりません。
3. LINEの引き継ぎと初期設定
LINEはアカウントの引き継ぎ設定をしておけば、電話番号が同じなら問題なく使えます。乗り換え当日は、SIMの差し替え(またはeSIMの設定)と、ネット接続の初期設定(APN設定)が必要ですが、手順書どおりに進めれば数十分で終わります。
乗り換えの手順は、思ったよりかんたん
電話番号を変えずに乗り換える「MNP」は、今は手続きが簡素化されています。基本の流れは次のとおりです。
- ① 今の使用量とプランを確認:毎月のギガ数と、今の月額・契約先を把握する
- ② 乗り換え先を決める:上の比較表から、自分の使い方に合うプランを選ぶ
- ③ MNP予約番号を取得(不要な場合も):対応するキャリア間ならワンストップで、予約番号なしに乗り換えできることもある
- ④ 申し込み:本人確認書類とクレジットカード(または口座)を用意してネットで申し込む。eSIMならSIM到着を待たずに最短即日開通
- ⑤ 開通・初期設定:案内に従ってSIMの切り替えとAPN設定を行えば完了
家族で見直すと、効果はもっと大きい
通信費の見直しは、家族の人数分だけ効果が積み重なります。たとえば4人家族が1人あたり月4,000円ずつ下げられれば、月1.6万円、年間で約19万円の節約になります。サブブランドや楽天モバイルの家族割を使えば、さらに下がることもあります。
「1人だと面倒」でも、「家族全体で年10万円以上」と考えると、見直す価値は大きいはずです。固定費は一度動かせば、その後は何もしなくても効果が続きます。

通信費は「固定費の見直し」の入り口にすぎません。同じように、保険・サブスク・電気ガスも一度見直せば効果が続きます。上の診断で、家計全体のムダを3分でチェックしてみましょう。
よくある誤解
誤解1:格安SIMは品質が悪くて使い物にならない
かつてのイメージですが、今は大きく改善しています。利用者アンケートでも「不満なし」「概ね満足」を合わせて約8割という結果もあります。お昼など混雑時に速度が落ちる場合はありますが、ahamoのような大手回線のオンラインプランなら品質はほぼ大手そのままです。
誤解2:乗り換えは手続きが面倒で損をしそう
今はネットで完結し、eSIMなら最短即日で開通します。多少の手間はかかりますが、年に数万円の節約と比べれば、一度きりの作業としては十分見合います。
誤解3:データ無制限じゃないと不安
多くの人は家のWi-Fiを使うため、実際の外での使用量は3〜10GBに収まることが少なくありません。まず自分の使用量を確認すれば、無制限が本当に必要かが分かります。
誤解4:今のキャリアのままでも、そのうち安くなる
放っておいて自動的に安くなることは、ほとんどありません。通信費は「自分で見直して初めて下がる」固定費です。気づいた今が、見直しのタイミングです。
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よくある質問(FAQ)
Q. 格安SIMに乗り換えると、どれくらい安くなりますか?
A. 使い方にもよりますが、大手キャリアの大容量プラン(月7,000〜8,000円)から、自分の使用量に合った格安・低価格プラン(小容量なら月1,000円前後、中容量で約3,000円)に変えると、月2,000〜5,000円ほど下がるのが一般的です。年間にすると2.4〜6万円、家族4人なら年10万円以上の節約になることもあります。金額は2026年6月時点の目安です。
Q. 乗り換えると電話番号は変わりますか?デメリットは?
A. MNP(番号ポータビリティ)を使えば、電話番号はそのまま引き継げます。主な注意点は、キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が使えなくなること、乗り換え当日にSIMの差し替えや初期設定(APN設定)が必要なこと、混雑時に速度が落ちる場合があることです。いずれも事前準備で対応でき、Gmailなどへの移行や手順書の確認で解決できます。
Q. 今使っているスマホはそのまま使えますか?
A. 多くの場合そのまま使えます。SIMロックは原則廃止されているため、端末を買い替えずに乗り換えられることがほとんどです。念のため、乗り換え先の公式サイトで「対応バンド(電波の種類)」を確認しておくと確実です。eSIM対応端末なら、SIMカードの到着を待たずに最短即日で開通できます。
Q. 自分はどのプランを選べばいいですか?
A. まず毎月のデータ使用量(ギガ)を確認しましょう。3GB以下なら小容量の格安SIMやミニプラン、3〜20GBならahamoや楽天モバイルなどの中容量、20GB以上や無制限が必要なら楽天モバイルなどの大容量が向きます。通話が多い人はかけ放題オプションも合わせて検討します。不安なら、povoのように基本0円で持てるサブ回線で試すのも一つの方法です。
参考情報
※本記事は一般的な家計の考え方をまとめたものです。料金・プランは2026年6月時点の目安であり、各社の改定により変わります。契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。


